サクセンダの効果はいつから?特徴や治療期間について解説

サクセンダでダイエットしたいけれど「効果はいつから出るの?」「副作用が心配…」と不安に感じている方は少なくないでしょう。この記事では、サクセンダの効果はいつから出るのか、副作用の対処法、どれくらい痩せるのか、治療期間や治療方法などについて詳しく解説します。

渋谷駅前おおしま皮膚科が選ばれる3つの理由
①保険診療主体で医療連携機関が多数あり安心

最新の医療を学び、最善の医療を提供できるよう、努めています。また、疾患によっては、大学病院・総合病院と連携して治療します(東大病院をはじめ多数の大学病院の医療連携機関に登録されています)。

②平日は11時~19時30分、土日は9時~17時30分まで診療

渋谷駅前にあるため、アクセスがとても便利。お仕事や学校帰りに受診できるよう、夕方や土日も診察しています。

③年間22万人以上の来院実績

2023年度来院者数は、22万947人でした(注:2023年1月4日~2023年12月28日まで)。

サクセンダの効果はいつから出る?

サクセンダの効果はいつから出るのか、不安に思っている方も多いのではないでしょうか?

臨床試験では、サクセンダの自己注射を開始してから2週間後には、少しずつ体重が減少し効果が現れたと報告されています。[1]個人差はあるものの、効果を早く実感しやすい点がサクセンダの特徴です。

副作用の対処法

サクセンダの使用中に多い副作用は、下痢や便秘、悪心などの消化器症状です。ほとんどは軽度から中程度であり、治療が進むにつれて軽減します。悪心を軽減するには、低用量から開始して徐々に増量する方法が効果的とされています。

脂肪分の少ない食事や水分摂取を心がけることで、症状を和らげることも可能です。たとえば、以下のような食品が推奨されています。

  • 低脂肪食品:クラッカーやトースト・お米など
  • 水分を含む食品:スープやゼラチンなど

また、食後すぐに横にならないようにしたり、外に出て新鮮な空気を吸ったりすることも 効果があります。[1]ただし、副作用が強い場合は、早めに医師に相談してください。用量の調整を検討する場合もあります。

サクセンダの体重減少効果は?

成人を対象とした1年間(56週間)の研究では、サクセンダで治療した患者の85%が体重が減少したと報告されました。

体重については、平均9.0kgの減少に成功。ウエストまわりについては、プラセボを投与された患者は約4センチの減少だったのに対し、サクセンダでは約2倍にあたる平均約8cm減少したことが確認されています。[1]

研究結果からも、サクセンダは体重管理の新しい選択肢として注目されています。

サクセンダの治療期間

サクセンダは、抗肥満薬としてアメリカのFDAに承認されている薬です。

ある研究によると、20日前後の短期間の治療でも体重減少が確認されました。週3回程度の軽い運動などを併用した場合では、5週間で13.55%減少したことが報告されています。[2]

他の研究でも、約6カ月(26週間)後に72.2%もの患者が5%以上体重が減少したとの報告があります。[3]

ただし、治療期間は患者さまの生活習慣や基礎代謝など個々の状態により異なります。医師と相談の上、適切な治療期間を設定することが重要です。

サクセンダの治療方法

サクセンダは、毎日ご自身で注射していただきます。ここでは、基本的な使用方法や注射方法について解説します。  

サクセンダの基本的な使用方法

注射は、1日1回決まった時間に行います。部位は、太もも、腹部、上腕のいずれかです。同じ部位に注射する場合は、位置を少しずらして打ちましょう。

未開封のサクセンダは、凍結は避けて冷蔵庫に保管してください。開封後は、常温で保管可能です。ただし、直射日光が当たる場所や極端に高温な場所は避けましょう。   

サクセンダの注射方法  

サクセンダは0.6mgから開始し、患者さまの効果に合わせて増減します。ただし、個人差があるため、0.6㎎で効果が得られる場合は経過を見ることもあります。[1]

注射の手順は、以下のとおりです。

  • キャップを外す
  • 先端に新しい針を装着する
  • 目盛りを調整し、指示された用量をセットする
  • 皮下(腹部、太もも、上腕)に針を刺す
  • 注射ボタンを押し、目盛りが0になるのを確認する
  • ボタンを押したまま6秒数える
  • ボタンを押した状態で針を抜く
  • 使用後は針を外し、適切に廃棄する

治療の流れ

サクセンダの治療の流れは、以下のとおりです。

  • ヒアリング:体重やライフスタイル、目標とする体重などを詳しくお聞きし、治療への疑問や不安を解消していただく
  • 治療計画立案:患者さまと話し合い、医師が治療計画を立てる
  • 治療開始:定期的に診察を受けていただき、体重の変化や副作用の有無をチェックする

治療効果を高めるため、食事や運動についてのアドバイスも行います。

サクセンダのダイエット効果を得るためのポイント

サクセンダを使用しダイエット効果を得るためには、生活習慣の改善がポイントです。臨床試験では、カロリー制限や運動を併用した場合、体重の減少率が大幅に向上したことが確認されています。

ある研究によると、週5日30分間のウォーキングや軽いジョギングなどの有酸素運動、1日500Kcalの制限を組み合わせることで、5.9〜8%体重が減少したと報告されました。[4]

また、治療の初期段階にモチベーションを維持するため、2週間ごとに進捗を確認することも効果的とされています。医師の指導のもと、生活習慣の見直しを取り入れながら継続的な治療を行うことで中断を防ぎ、効果を維持できる可能性があります。

おおしま皮膚科におけるサクセンダ治療の特徴

おおしま皮膚科ではシンプルでわかりやすい料金体系により、患者さまが安心して治療を継続できるよう配慮しています。

初月だけでなく、翌月以降も同額の料金で続けられるため、計画が立てやすいことが特徴です。患者さまの希望に合わせた治療期間と計画を提供するという方針から、途中解約に伴う手続きの煩わしさもありません。お試しとしての利用にも適しています。

当院では「終わりのあるダイエット」を目指し、コストを抑えながら治療を続けていただける体制を整えています。

サクセンダの費用

サクセンダは、公的保険が適用されない自由診療です。

お薬代

サクセンダ 18mg 1本(針・消毒綿1か月分付き)¥13,800(税込¥15,180)

オンライン診療でご購入の場合

郵送料クール宅配便(品質保持のため)¥2,000(税込¥2,200)
診察料¥1,000(税込¥1,100)

直接ご来院の場合

診察料¥1,000(税込¥1,100)

サクセンダに関するよくある質問

Q:サクセンダが効かないのはどんな人ですか?

サクセンダの効果には、個人差があります。基礎代謝やエネルギー消費の違い、GLP‐1受容体への感受性やインスリン分泌など、ホルモン反応が人によって違うことも要因です。

糖尿病や甲状腺の病気の方は体重が減りにくい場合もあり、効果が左右されます。まずは専門医に相談しましょう。

Q:サクセンダを打った後、どんな症状が出る?

初期に吐き気や下痢、便秘、めまいなどが出ることがありますが、徐々に治まる場合が多いです。重篤な症状が疑われる場合は、すぐに使用を中止して受診してください。

サクセンダでダイエットをお考えの方は渋谷駅前おおしま皮膚科へ

サクセンダは、使用開始から早い段階で効果を実感し始める人が多い治療法です。少しずつ体重が減少していくため、モチベーションを維持しながらダイエットすることが可能です。

サクセンダでダイエットをお考えの方は、渋谷駅前おおしま皮膚科までお気軽にご相談ください。

渋谷駅前おおしま皮膚科|大島昇 監修】

渋谷駅前おおしま皮膚科が選ばれる3つの理由
①保険診療主体で医療連携機関が多数あり安心

最新の医療を学び、最善の医療を提供できるよう、努めています。また、疾患によっては、大学病院・総合病院と連携して治療します(東大病院をはじめ多数の大学病院の医療連携機関に登録されています)。

②平日は11時~19時30分、土日は9時~17時30分まで診療

渋谷駅前にあるため、アクセスがとても便利。お仕事や学校帰りに受診できるよう、夕方や土日も診察しています。

③年間22万人以上の来院実績

2023年度来院者数は、22万947人でした(注:2023年1月4日~2023年12月28日まで)。

サクセンダについて

未承認医薬品等(異なる目的での使用)サクセンダは、医薬品医療機器等法上の承認を得ていない未承認医薬品です。
入手経路等当院で使用しているサクセンダはノボノルディスクファーマ社で製造されたものを当院で個人輸入しています。
国内の承認医薬品の有無リラグルチドを一般名とする医薬品は、国内では2型糖尿病の効能・効果で承認されておりますが、承認されている効能・効果及び用法・用量と当院での使用目的・方法は異なります。
諸外国における安全性などに係る情報米国FDAやEMA (欧州医薬品庁)において肥満治療薬として承認されています。

【参考文献】

[1]ノボノルディスク社. (n.d.). Saxenda: Efficacy and safety for significant weight loss. NOVO MED LINK. Retrieved from

https://www.novomedlink.com/obesity/products/treatments/saxenda/efficacy-safety/significant-weight-loss.html

[2]Almarshad, F. (2019). Short-term monotherapy with Liraglutide for weight management: A case study. Journal of Family Medicine and Primary Care, 8(5), 1804–1806. Retrieved from

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31198765/

[3]Simenacz, A., Wilmington, R., Green, C., Ardavani, A., & Idris, I. (2022). Liraglutide 3.0 (Saxenda) in bariatric patients: A retrospective real-world clinical evaluation of effectiveness. British Journal of Diabetes. Retrieved from https://bjd-abcd.com/index.php/bjd/article/view/955

[4]Christou, G., Katsiki, N., & Kiortsis, D. (2016). The Current Role of Liraglutide in the Pharmacotherapy of Obesity. Current Vascular Pharmacology. Retrieved from https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/26074046/