【徹底比較】オゼンピックとウゴービの違い|ダイエット効果や保険適用・選び方まで解説

医療ダイエットで使われるGLP-1受容体作動薬は複数あるため、違いがわからないと感じる方も多いのではないでしょうか。中でも特に注目されているのが、オゼンピックとウゴービです。

どちらも「セマグルチド」という同じ成分を使っており、体重減少効果が期待できますが、保険適用の可否や使える量、使い方も異なります。同じ成分だからとよく確認せずに選択すると、想定と違う結果になることもあるため、両者の違いを理解しておくことが大切です。

この記事では医療ダイエットを検討している方のために、オゼンピックとウゴービのダイエット効果や保険適用条件だけでなく、自分に合うGLP-1受容体作動薬の選び方までを解説しています。オゼンピックとウゴービの違いが知りたい方や、自分に合うダイエット治療薬を知りたい方はぜひ最後までお読みください。

渋谷駅前おおしま皮膚科が選ばれる3つの理由
①保険診療主体で医療連携機関が多数あり安心

最新の医療を学び、最善の医療を提供できるよう、努めています。また、疾患によっては、大学病院・総合病院と連携して治療します(東大病院をはじめ多数の大学病院の医療連携機関に登録されています)。

②平日は11時~19時30分、土日は9時~17時30分まで診療

渋谷駅前にあるため、アクセスがとても便利。お仕事や学校帰りに受診できるよう、夕方や土日も診察しています。

③年間23万人以上の来院実績

2024年度来院者数は、23万7,764人でした(注:2024年1月4日~2024年12月28日まで)。

【徹底比較】オゼンピックとウゴービは同じ薬?違いを解説!

オゼンピックとウゴービは、どちらもGLP-1受容体作動薬に分類されます。ただし保険適用される疾患や使える用量、本体の種類などに違いがあります。

下記の表では、オゼンピックとウゴービの違いをまとめています。両者の基本的な違いを比較してみましょう。

項目オゼンピックウゴービ
有効成分セマグルチド(GLP-1受容体作動薬)セマグルチド(GLP-1受容体作動薬)
主な適応症2型糖尿病肥満症(一定の条件あり)
投与方法週1回の皮下注射(自己注射)週1回の皮下注射(自己注射)
用量設定最大1.0mgまで最大2.4mgまで
デバイスの種類ペン型(針の交換が必要)使い切り型(針内蔵)とペン型の2種類
保険適用あり(2型糖尿病の場合)あり(肥満症の条件を満たす場合)
ダイエット目的での使用自由診療(自費)自由診療(自費)

成分はどちらも同じ「セマグルチド」

有効成分はいずれも「セマグルチド」で、どちらもGLP-1受容体作動薬に分類されます。GLP-1(グルカゴン様ペプチド-1)は、血糖を下げる「インスリン」の分泌を促し、同時に食欲を抑える作用を持つホルモンです。

セマグルチドはもともと糖尿病治療薬として開発され、現在は3つの形で販売されています。

  • オゼンピック(皮下注射薬・2型糖尿病治療用)
  • ウゴービ(皮下注射薬・肥満症治療用)
  • リベルサス(経口薬(飲み薬)・2型糖尿病治療用)

いずれも同じ成分を含みながら、対象疾患や投与量、保険適用範囲が異なるのが特徴です。

ダイエット効果や副作用の違い

オゼンピックとウゴービはいずれも同じ成分であるため、ダイエット効果や副作用の基本的な仕組みも共通しています。セマグルチドによるダイエット効果は以下のような作用があります。[1][2]

  • 食欲を抑える作用:脳の満腹中枢に働きかけ、自然と食事量を減らす
  • 胃の内容物の排出を遅らせる作用:食後の満腹感を長く保つことで、間食を減らす
  • 血糖コントロール作用:インスリン分泌を促進し、血糖値の急上昇を抑え、脂肪蓄積を防ぐ

上記の作用によって、食事制限を強く意識しなくても自然と摂取カロリーが減り、体重の減少につながります。

また、オゼンピックとウゴービは同じ成分なため、副作用も共通します。特に注意が必要な症状は以下のとおりです。[1][2]

特に注意が必要な副作用例症状
低血糖手の震え、冷や汗、強い空腹感、動悸など
急性膵炎嘔吐を伴う持続的な強い腹痛など
胆のう炎・胆管炎・胆汁うっ滞性黄疸右上腹部の痛み、黄疸など

比較的よくみられる副作用として、以下のような胃腸症状が知られています。

  • 吐き気
  • おう吐、食欲不振
  • 腹部膨満感(お腹が張った感じがする)
  • 下痢
  • 便秘

これらの症状は、飲み始めの時期や増量したタイミングで起こりやすい傾向がありますが、ほとんどが一時的なものです。用量を少しずつ増やしていくことで軽減できるケースが多いとされています。医師の指導のもと、決められた用量やペース、使い方を守って使用することが大切です。[1][2]

保険適用条件と価格の違い

いずれも疾患治療を目的とする場合にのみ、健康保険適用の対象になります。保険適用となった場合は、人によりますが0〜3割の自己負担額で治療が可能です。

以下は国内で承認されている適応症と、ダイエット治療における保険適用の可否です。

薬剤名適応症ダイエット治療における保険適用可否
オゼンピック2型糖尿病保険適用なし(自由診療)
ウゴービ肥満症(条件あり)保険適用なし(自由診療/肥満症と診断あれば条件を満たす場合のみ適用)

また、ウゴービは肥満症治療であれば保険適用されますが、以下のすべてを満たす必要があります。

  • 高血圧、脂質異常症、または2型糖尿病のいずれかを合併している
  • 食事療法・運動療法を行っても十分な効果が得られなかった
  • さらに次のいずれかに該当する
    • BMIが 27kg/m²以上 で、肥満に関連する健康障害を2つ以上有する
    • BMIが 35kg/m²以上

ここでいう「肥満に関連する健康障害」には、2型糖尿病や脂質異常症、高血圧、高尿酸血症、脳梗塞、睡眠時無呼吸症候群、月経異常などがあります。

この条件をすべて満たしていない場合、ウゴービは保険で処方できません。また、処方できるのは肥満症治療に関する所定の基準を満たした医療機関・医師に限られます。[3]

美容や肥満症ではない方が体重減少を目的として使用する場合は、どちらも自由診療となります。

使い方・使用量・注射方法の違い

オゼンピックとウゴービはいずれも週に1回の自己注射で使用するタイプの薬です。どちらも皮下注射で週に1回投与しますが、注射本体や用量設定の仕組みにはいくつかの違いがあります。

現在オゼンピックは「オゼンピック皮下注2mg」のみ販売されており、自分で針を取り付けて使用します。1本のペンに複数回分の薬液が入っているため、その都度用量の設定が必要です。1回あたりの使用量によって使える回数が異なります。[1][2]

一方で、ウゴービは2種類のタイプが販売されています。

  • ウゴービSD:針が内蔵された1回使い切りタイプ
  • ウゴービMD:1本に複数回分の薬液が入ったタイプ(4回分)

SDタイプは針の取り付けが不要で、衛生的かつ簡単に使用できるのが特長です。 一方、MDタイプはオゼンピックと同様に自分で針を取り付け、用量を設定して使用します。

当院では、針が内蔵されたウゴービSDタイプを採用しています。1回使い切りで毎回新品を使用できるため、衛生的で扱いやすいのが特長です。針の取り付け作業が不要なため、オゼンピックの針交換が面倒と感じる方にもおすすめです。

また、オゼンピックとウゴービのどちらの薬も週1回注射する点は同じですが、使用できる用量には違いがあります。[1][2]

製剤名使用可能な1回量1回の最大用量
オゼンピック0.25mg/0.5mg/1.0mg1.0mgまで
ウゴービ0.25mg/0.5mg/1.0mg/1.7mg/2.4mg2.4mgまで

ウゴービは1回あたりの投与量が多いため、条件によってはオゼンピックよりも高い減量効果が期待できる場合もあるでしょう。ただし、どちらの薬も週1回の投与で得られる基本的な効果は同等であり、どちらを処方されるかは体質や目標体重、医療機関の方針によって異なります。

オゼンピックの特徴と向いている方

オゼンピックは、週に1回自己注射するタイプのGLP-1受容体作動薬です。もともとは2型糖尿病の治療薬として使用されていますが、自由診療による医療ダイエット薬としても活用されています。

ここではGLP-1受容体作動薬である、オゼンピックの特徴と向いている方について解説します。

オゼンピックの特徴

オゼンピックは、飲み薬であるリベルサスと同じセマグルチドを有効成分とするGLP-1受容体作動薬です。現在販売されているオゼンピック皮下注2mgは、1本のペンに複数回分の薬液が入っており、使用する量によって使える回数(期間)が変わります。[2]

たとえば、週1回0.5mgずつの投与であれば約4回(4週間)使用が可能です。自分で針を取り付けて注射するタイプのため、1回ごとに新しい針へ交換しながら使用する必要があります。

何キロ痩せるのか

オゼンピックの体重減少効果については、国内外で数多くの臨床試験が実施されています。そのうち、2型糖尿病患者を対象とした30週間の臨床試験では、次のような結果が報告されています。[2]

オゼンピック使用時の体重変化量(2型糖尿病患者を対象/30週後)

使用量体重変化量(kg)
オゼンピック0.5mg群約-3.7kg
オゼンピック1.0mg群約-4.5kg
プラセボ(偽薬)約-1.0kg

あくまでも糖尿病患者を対象としたデータではありますが、食欲抑制効果などを通じて、ダイエット目的でも体重減少効果が得られやすい薬といえるでしょう。

オゼンピックでの治療が向いている方

以下のような方に向いていると考えられます。

しっかり痩せたい方

オゼンピックは、他のGLP-1受容体作動薬と比較しても体重減少効果が高いとされています。海外の研究でも、セマグルチドが他のGLP-1製剤よりも優れていると報告されています。[4]

セマグルチド皮下注を試してみたい方

オゼンピックと同成分の飲み薬であるリベルサスと比べて、皮下注射であるオゼンピックの方が体重減少効果が大きいとされています。

注射回数をなるべく少なくしたい方

週1回の注射で効果が持続するため、毎日の自己注射が負担に感じる方でも続けやすい治療です。注射後すぐに日常生活に戻れるため、忙しい方にも向いています。

ウゴービの特徴と向いている方

ウゴービもオゼンピックと同様に、週1回自己注射するタイプのGLP-1受容体作動薬です。肥満症の治療薬として承認されており、一定の条件を満たす場合には保険適用で使用できます。ここではウゴービの特徴と向いている方について解説します。

ウゴービの特徴

ウゴービには、使い切りの「SDタイプ」と、複数回使用できる「MDタイプ」の2種類があります。SDタイプは針が内蔵されており、1本に1回分の薬液が入っているため、針の交換が不要で衛生的です。初めて注射を行う方や、針の扱いに不安がある方でも簡単に扱えるでしょう。

一方、MDタイプは1本に4回分の薬液が入っており、使用のたびに針を取り付けて用量を設定します。オゼンピックと同様に、1回ごとに新しい針へ交換しながらの使用が必要です。

また、ウゴービはオゼンピックと異なり、1回あたりの最大投与量が2.4mgまで設定できます。オゼンピックの最大用量(1.0mg)に比べて高用量での投与が可能なため、より大きな体重減少効果が期待できるでしょう。[1]

ウゴービで何キロ痩せるのか

オゼンピックと同じ成分ですが、肥満症治療薬としてより高用量を使用できる点が特徴です。肥満症患者を対象とした試験では、次のような体重減少効果が報告されています。

ウゴービ使用時の体重変化率(肥満症患者を対象/68週後)[1] 

使用量平均体重変化率(%)
ウゴービ1.7mg群-9.9%
ウゴービ2.4mg群-13.4%
プラセボ(偽薬)-1.9%

なお、実際の減少量は体格や生活習慣によって個人差があります。それでも、ウゴービはプラセボと比較して明らかな体重減少が認められており、高い減量効果が期待できると言えるでしょう。

ウゴービでの治療が向いている方

肥満症と診断され、一定の条件を満たした方のみ保険適用で使用できます。BMIが高い方かつ、高血圧・糖尿病・脂質異常症などの生活習慣病を併せ持つ場合が対象となります。これらの条件に該当しない場合、ウゴービを保険で処方することはできません。[3]

美容目的やダイエット目的での使用は保険適用外ですが、自由診療であれば処方に対応している医療機関もあります。

自由診療の医療ダイエットとしてウゴービを選ぶ場合、次のような方に向いています。

  • 針の管理(取り付け・廃棄)に不安がある方
  • 注射の痛みに弱い方(オゼンピックよりも細い針を使用)
  • 注射回数をできるだけ減らしたい方
  • しっかり体重を落としたい方(オゼンピックより使用できる用量が多い)
  • オゼンピックと同成分をより簡単かつ衛生的に使いたい方(SDは毎回使い切りで衛生的)

保険診療か自由診療かによって適応が大きく変わるため、目的に合わせて医師と相談しながら選ぶことが大切です。

医療ダイエット薬(GLP-1受容体作動薬)選び方のポイント

医療ダイエットに使われるGLP-1受容体作動薬には、特徴の異なるものが複数存在します。どの薬を選ぶかは、ご自身の健康状態・生活スタイル・継続のしやすさを踏まえて判断することが大切です。

ここでは、自分に合うGLP-1受容体作動薬の選び方について解説します。

保険適用のためには肥満症の条件を確認

ウゴービを保険診療で使用するためには、肥満症と診断され、必ず以下の条件をすべて満たす必要があります。

  • 高血圧・脂質異常症・2型糖尿病のいずれかを有している
  • 食事療法や運動療法を行っても十分な効果が得られていない
  • さらに次のいずれかに該当する
    • BMIが27kg/m²以上で、肥満に関連する健康障害を2つ以上有する
    • BMIが35kg/m²以上

条件を満たさない場合、ウゴービを保険適用で処方してもらうことはできません。これは全国どこのクリニックでも同じです。

また、ウゴービを保険診療で取り扱える医療機関は限定されており、どこでも処方してもらえる訳ではありません。肥満症治療に関する所定の研修・基準を満たした医師がいること、取り扱い基準を満たした医療機関である必要があります。

肥満症の基準に該当しない場合、ウゴービを含むGLP-1受容体作動薬は 自由診療(自費)となります。

生活スタイルや予算が合うかどうか

薬の選択は、ダイエットを継続できるかどうかが重要なポイントです。ご自身の生活や予算に合ったものを選びましょう。とくに注意したいポイントは以下のとおりです。

  • 投与頻度
  • 投与方法
  • 注射への抵抗感
  • 費用(予算)

GLP-1受容体作動薬には、毎日投与するタイプと、週1回で済むタイプがあります。ご自身の性格やスケジュールに合わせて選びましょう。

また、飲み薬が良いか、注射薬が良いかを検討しましょう。たとえば、リベルサスは起床後すぐの空腹時に服用する必要があるため、生活が不規則な方には継続が難しい場合があります。注射に抵抗があるか、針の管理(付け替えや廃棄)が苦にならないかどうかも考慮しましょう。

自由診療の場合、薬の種類やクリニックによって費用が異なります。月々どのくらいの費用なら継続できるかを考え、予算に合った薬やプランを選びましょう。

他のGLP-1受容体作動薬の選択肢も考慮

GLP-1受容体作動薬にはオゼンピックやウゴービのほかにも、特徴や使用感が異なる薬がいくつかあります。

それぞれの特性を理解し、自分の目的や生活スタイルに合ったものを選びましょう。

飲み薬がよい方:リベルサス
唯一の経口薬で、注射が苦手な方や毎日確実に服用できる方に向いています。

副作用が心配な方:サクセンダ・ビクトーザ
毎日投与タイプ。少量から始められ、用量を細かく調整しやすいタイプです。ダイエット治療が初めての方や副作用が心配な方に向いているでしょう。

コストを抑えたい方:プラオベス
リラグルチドの後発医薬品(ジェネリック医薬品)で、サクセンダよりも費用を抑えて治療を始められます。

より高い効果を求める方:マンジャロ
GLP-1に加えてGIPにも作用する新しいタイプの薬。オゼンピックより高い体重減少効果が報告されています。

ただし、美容・ダイエット目的の場合、これらの薬はすべて自由診療となります。

それぞれのメリット・デメリットを理解したうえで、医師と相談しながら自分に合った薬を選ぶことが重要です。

当院におけるダイエット治療の特徴と治療の流れ

当院では「終わりのあるダイエット治療」を目指し、患者さま一人ひとりの体質やライフスタイルに寄り添ったプランを提案しています。ここでは当院のダイエット治療における特徴と、治療の流れを紹介します。

ダイエット治療の特徴

当院のダイエット治療は薬を漫然と使い続けるのではなく、目標体重と終了時期を見据えた計画的な治療を推奨しています。無理なく継続できるペースを重視し、最終的には薬に頼らずに体型を維持できる状態をゴールとしています。

診察では患者さまの生活スタイルや目標体重を丁寧にお伺いし、一人ひとりに合う治療プランをご提案。副作用の有無や体調変化などをフォローしながら目標達成に向けてサポートします。

また、サブスクリプション契約や購入をストップする際の解約手続き等は不要です。お薬代は都度払いであり必要なタイミングで治療を終了できるため、無理な継続の心配もありません。継続の場合でも、追加の診察料や配送料もかからず、初月と同じ料金で継続していただけます。

さらに、通院とオンライン診療の両方に対応しているのも当院の特長です。お忙しい方や遠方にお住まいの方でも、ご自宅から電話で診療を受けられるため、ライフスタイルに合わせた無理のない通院が可能です。

治療の流れ

直接来院かオンライン診療にて診察を受けられます。初診の方でも、オンライン診療での受診が可能です。

  1. 来院またはオンラインにて診察

今の状態やダイエットの目的を確認し、一人ひとりに合う薬を患者さまと相談しながら決定します。終わりのあるダイエットを目指し、個別の治療計画を立てています。

  1. 薬剤の購入と受け取り

必要な薬剤を購入します。オンラインの場合、マンジャロなどの注射製剤は品質保持のためクール便で配送します。

  1. フォローアップ

副作用の有無や体調変化を確認するため、定期的に診察を行います。無理なく治療が続けられるよう、継続的なフォローアップを行っています。

費用について

オゼンピック皮下注2.0mgは、0.25mg単位で投与量を調整できます。使用する投与量に応じて、1本での使用可能期間が異なります。

  • 週1回 0.25mg:8週間(約2ヶ月分)
  • 週1回 0.5mg:4週間(約1ヶ月分)
  • 週1回 1.0mg:2週間

オゼンピック

オゼンピック皮下注射2.0mg 1本 3本目まで ¥16,000(税込¥17,600)
オゼンピック皮下注射2.0mg 1本 4~7本目¥13,400(税込¥14,740)
オゼンピック皮下注射2.0mg 1本 8本目以降
※8本以上同時購入の場合、3本目までは1本/¥16,000、4~7本目は1本/¥13,400、8本目以降は1本/¥12,200

例:10本ご購入いただいた場合には、¥16,000×3本+¥13,400×4本+¥12,200×3本=合計【¥138,200】になります。
¥12,200(税込¥13,420)
針・消毒綿(8回分)¥500(税込¥550)

ウゴービ

ウゴービは本体に針が内蔵されているため、別途針を購入する必要はありません。消毒綿もセットで販売しています。

ウゴービお薬代(針・消毒綿付き)
ウゴービ1.7mg SD 1週間分/1本¥13,800(税込¥15,180)
ウゴービ2.4mg SD 1週間分/1本¥19,200(税込¥21,120)

ウゴービは週に1回、1本を皮下注射します。1ヶ月(4週間)使用する場合は、4本です。

どちらの薬も、お薬代にプラスして別途診察料が必要です。直接来院、オンライン診療どちらも診察料は同じです。

オンライン診療でご購入の場合

診察料¥1,000(税込¥1,100)
郵送料(飲み薬)¥1,000(税込¥1,100)
クール宅配便郵送料(注射薬の品質保持のため) ¥2,000(税込¥2,200)

直接ご来院の場合

診察料¥1,000(税込¥1,100)

オゼンピックとウゴービの違いに関するよくある質問

オゼンピックとウゴービの違いに関するよくある質問にお答えします。

ウゴービとオゼンピックは同じですか?

どちらも有効成分は同じ「セマグルチド」です。

もともとオゼンピックは2型糖尿病の治療薬、ウゴービは肥満症治療薬(肥満症の保険適用条件あり)として承認されています。美容・ダイエットを目的とした治療はどちらも保険適用されない自由診療です。

また、どちらも週に1回、自分で注射を行う皮下注製剤ですが、ウゴービにはSDと呼ばれる1回使い切りタイプがあります。針の取り付け不要で操作が簡単、衛生的に使用できます。

ウゴービを処方してもらう条件は?

美容目的・ダイエット目的の自由診療の場合は、取扱いのある医療機関で医師の診察を受ければ処方が可能でしょう。

一方、保険診療でウゴービを使用できるのは、以下の条件を満たし「肥満症」と診断された場合に限られます。

  • 高血圧・脂質異常症・2型糖尿病のいずれかを有している
  • 食事療法や運動療法を行っても十分な効果が得られていない
  • さらに次のいずれかに該当する
    • BMIが27kg/m²以上で、肥満に関連する健康障害を2つ以上有する
    • BMIが35kg/m²以上

これらを満たさない場合、ウゴービは保険適用で処方できません。また、ウゴービはどの医療機関でも処方できるわけではなく、肥満症治療に関する基準を満たした医師・医療機関のみが取り扱えます。

ウゴービは自費だといくら?

ウゴービを美容・ダイエット目的で使用する場合は自由診療となり、費用は医療機関によって異なります。当院では、ウゴービを以下の価格で提供しています。

ウゴービ1.7mg SD 1週間分:1本(針・消毒綿付き)¥13,800(税込¥15,180)
ウゴービ2.4mg SD 1週間分:1本(針・消毒綿付き)¥19,200(税込¥21,120)

また、お薬代だけでなく、以下の費用が別途かかります。当院で扱っているウゴービSDは、針が内蔵されているタイプであるため別途購入は不要です。

  • 初診料/再診料
  • オンライン診療であれば送料(クール便)

自由診療では「月にいくらまで出せるか」「継続可能な金額か」を確認したうえで選びましょう。

医療ダイエットが気になったら渋谷駅前おおしま皮膚科まで相談を

オゼンピックとウゴービは、どちらも同じ「セマグルチド」を有効成分とするGLP-1受容体作動薬です。オゼンピックは2型糖尿病、ウゴービは肥満症の治療薬として承認されています。

どちらの薬も食欲を抑えたり胃の内容物の排出を遅らせたりする作用を持つため、体重減少効果が期待できます。ただし、ダイエット治療に使う場合は保険適用はできません。どちらも自由診療扱いです。

どちらが自分に向いているかは、体質や目標体重、生活スタイル、治療にかけられる費用によって変わるでしょう。

渋谷駅前おおしま皮膚科では、患者さま一人ひとりのお悩みや生活リズムに合わせて、オゼンピック・ウゴービを含む医療ダイエット薬の中から最適な治療プランをご提案しています。

また、当院は通院とオンライン診療の両方に対応しているため、忙しい方や遠方にお住まいの方でも無理なく治療を続けていただけます。どの薬が自分に合っているのかわからない、副作用が不安で迷っている方は、渋谷駅前おおしま皮膚科までお気軽にご相談ください。

渋谷駅前おおしま皮膚科が選ばれる3つの理由
①保険診療主体で医療連携機関が多数あり安心

最新の医療を学び、最善の医療を提供できるよう、努めています。また、疾患によっては、大学病院・総合病院と連携して治療します(東大病院をはじめ多数の大学病院の医療連携機関に登録されています)。

②平日は11時~19時30分、土日は9時~17時30分まで診療

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③年間23万人以上の来院実績

2024年度来院者数は、23万7,764人でした(注:2024年1月4日~2024年12月28日まで)。

未承認医薬品の表示

<オゼンピックについて>

未承認医薬品等(異なる目的での使用)オゼンピックは医薬品医療機器等法において、2型糖尿病の効能・効果で承認されています。しかし当院で行っている肥満治療目的の使用については国内で承認されていません。
入手経路等国内の医薬品卸業者より仕入れています。
国内の承認医薬品の有無オゼンピックは、国内で肥満症に承認されている「ウゴービ皮下注」と同成分です。セマグルチドを一般名とする医薬品は国内では2型糖尿病の効能・効果で承認されておりますが、承認されている効能・効果及び用法・用量と当院での使用目的・方法は異なります。
諸外国における安全性などに係る情報GLP-1受容体作動薬の注射製剤が米国FDAで肥満治療薬として承認されています。

<ウゴービについて>

未承認医薬品等(異なる目的での使用)ウゴービは医薬品医療機器等法において、肥満症治療の効能・効果で承認されています。しかし当院で行っている肥満治療目的の使用については国内で承認されていません。
入手経路等国内の医薬品卸業者より仕入れています。
国内の承認医薬品の有無セマグルチドを一般名とする医薬品は国内では2型糖尿病/肥満症の効能・効果で承認されておりますが、承認されている効能・効果及び用法・用量と当院での使用目的・方法は異なります。
諸外国における安全性などに係る情報GLP-1受容体作動薬の注射製剤が米国FDAで肥満治療薬として承認されています。

参考

[1]ウゴービ皮下注添付文書

[2]オゼンピック皮下注添付文書

[3]肥満症の効能又は効果を有するセマグルチド(遺伝子組換え)製剤に係る 最適使用推進ガイドラインの策定に伴う留意事項について

[4]Weight loss with subcutaneous semaglutide versus other glucagon‐like peptide 1 receptor agonists in type 2 diabetes: a systematic review – Stretton – 2023 – Internal Medicine Journal – Wiley Online Library