リベルサスはなぜ痩せる?仕組み・効果・痩せる人の特徴を医師視点で解説
「リベルサスはなぜ痩せるの?」「食事制限していないのに体重が減るって本当?」
そんな不安や疑問を感じる方も多いのではないでしょうか。
リベルサスは医療ダイエットとして注目されていますが、仕組みがわからないまま始めるのは心配な方も多いでしょう。本記事では、リベルサスで痩せる理由や効果の出方、どのような方に向いているのかをわかりやすく解説します。
リベルサスはなぜ痩せる?

リベルサスで体重が減りやすくなるのは、食欲や満腹感、血糖コントロールに対して同時に作用するためです。[1]リベルサスは食欲の調整に関わるホルモン(GLP-1)の作用を利用した治療で、食べ過ぎを防ぎやすい状態に導きます。
ただし、脂肪を直接溶かしたり、急激に体重を落としたりする薬ではありません。無理な我慢や過度な食事制限によって痩せる治療ではなく、自然に食事量が整いやすくなる点が特徴です。
リベルサスで痩せる仕組み

GLP-1の作用を利用したリベルサスは、次のような働きを通して体重減少につながると考えられています。
- 食欲を自然に抑える:脳の食欲中枢に働きかけ、空腹感を抑える
- 満腹感が続く:胃の動きを緩やかにし、食べたものをゆっくり消化させるため、少量の食事でも満足感が持続する
- 血糖値が安定する:インスリンの分泌を促し食後の血糖値の急上昇を抑制するため、体重管理につながりやすい[1]
リベルサスを飲むと本当に痩せる?効果の出方と目安

リベルサスは服用後すぐに体重が減る薬ではなく、一定期間をかけて徐々に変化が現れる治療です。
2型糖尿病患者を対象とした2024年の研究では、リベルサスを約9カ月継続したところ、体重が平均約5.0kg減少したと報告されています。また、BMIが高いほど体重の減少量が多い傾向がありました。[2]
ただし、効果の現れ方や体重変化の程度には個人差があり、生活習慣や用量によっても異なることは理解しておきましょう。
リベルサスのダイエット効果を実感する目安については「リベルサス(GLP-1の経口薬)|ダイエット効果はいつから?効果的な飲み方などを解説」をご覧ください。
リベルサスで痩せる方・痩せにくい方の違い

一般的につい食べ過ぎてしまう過食傾向がある方は、食欲抑制効果によって変化を実感しやすい傾向があります。
一方、以下のようなケースでは変化を感じにくいことがあります。
- もともとの食事量が少ない
- すでにBMIが標準以下(痩せ型)
- ストレスによる間食が習慣化している
- 運動量が極端に少ない
痩せにくい理由をさらに詳しく知りたい方は「GLP-1ダイエットは痩せない?痩せない理由と注意点とは」をご覧ください。
リベルサスで痩せるために大切なポイント

リベルサスで痩せるために大切なポイントは、次のとおりです。
- 正しい飲み方を守る:朝食前にコップ半分(約120ml以下)程度の水でかみ砕かず服用し、服用後30分は飲食を控える[3]
- 医師の管理下で用量を調整する:効果や体調に合わせ医師が段階的に用量を調整するため、自己判断での変更は避ける
- 食生活に気をつける:極端な制限はせず、間食や夜遅い食事を控えるなど無理なく見直す
痩せるためのポイントを詳しく知りたい方は「GLP-1ダイエットはリバウンドする?その理由と成功のポイントも紹介」も参考にご覧ください。
リベルサスが向いている方

リベルサスが向いているのは、次のような方です。
- 食欲のコントロールが難しいと感じている方
- 食事量を無理なく見直したい方
- 自己流ダイエットが続かなかった方
- 医師と相談しながら、安全に体重管理を行いたい方
- 注射による治療に抵抗がある方
リベルサスを検討するなら医療機関で

リベルサスは、体質や既往歴、ほかに服用中の薬がないか確認した上で治療を始めることが重要です。医療機関では、効果や体調の変化に応じて用量を段階的に調整します。
吐き気や胃の不調などの副作用が出た場合も、減量や休薬など適切にフォローできるため、医師の管理のもと治療を進めることが大切です。
「おすすめのクリニック」を見極める5つのポイント

リベルサスの治療を受けるにあたって、おすすめのクリニックを見極めるポイントは、次の5つが挙げられます。
- 医師による診察・説明:治療内容や注意点について、医師から丁寧な説明があるか
- 用量の調整や中止の相談:体調や効果に応じて、治療方針を相談できる体制があるか
- 副作用やリスクの説明:メリットだけでなく、不調時の対応についても説明があるか
- 料金体系の明確さ:費用の総額がわかり、継続しやすい価格か
- 治療期間や終了の相談:無理に継続させるのではなく、やめ時を相談できるか
リベルサスは、作用の仕組みや飲み方に注意点がある治療です。内容を理解しないまま開始すると、期待とのずれや不安につながることもあります。
あらかじめ医師から十分な説明を受け、副作用が出た場合や休薬対応も含め、治療の見直し方法まで確認できる体制かどうかがクリニックを選ぶ上で重要です。
渋谷駅前おおしま皮膚科のリベルサス治療の特徴

渋谷駅前おおしま皮膚科では、医師が一人ひとりの体調や生活状況を確認した上でリベルサスを処方しています。「終わりのあるダイエット」をめざし、治療期間は患者さまご自身の希望に応じ選択可能です。
不安や副作用についても相談しやすい診療体制を整え、安心して治療を続けられるようサポートしています。当院ではオンライン診療にも対応しているため、忙しい方でも自宅で簡単に受診できることも特徴です。
リベルサスの料金
リベルサスによるダイエット治療は保険適用のない自由診療です。
| リベルサス 3㎎ 30錠 | ¥4,100(税込¥4,510) |
| リベルサス 7㎎ 30錠 | ¥12,800(税込¥14,080 |
| リベルサス 14㎎ 30錠 | ¥16,100(税込¥17,710) |
| リベルサス 3㎎ 30錠 ※4ヶ月目〜(まとめ買い時) | ¥3,900(税込¥4,290) |
| リベルサス 7㎎ 30錠 ※4ヶ月目〜(まとめ買い時) | ¥10,400(税込¥11,440) |
| リベルサス 14㎎ 30錠 ※4ヶ月目〜(まとめ買い時) | ¥14,700(税込¥16,170) |
お薬代にプラスして別途診察料が必要です。直接来院、オンライン診療どちらも診察料は同じです。
オンライン診療でご購入の場合
| 診察料 | ¥1,000(税込¥1,100) |
| 郵送料(飲み薬) | ¥1,000(税込¥1,100) |
| クール宅配便郵送料(注射薬の品質保持のため) | ¥2,000(税込¥2,200) |
直接ご来院の場合
| 診察料 | ¥1,000(税込¥1,100) |
リベルサスに関するよくある質問

Q:リベルサスはいつから食欲がなくなりますか?
個人差はありますが、服用開始から数週間〜1カ月前後で食欲の変化を感じる方がほとんどです。すぐに変化がなくても自己判断せず、医師に相談しながら経過を確認しましょう。
Q:リベルサスは妊娠中も使えますか?
妊娠中・授乳中の方は、使用できません。胎児や乳児への影響が否定できないため、原則として投与は行わないとされています。[3]妊娠中、または妊娠の可能性がある場合は、事前に必ず医師へ相談してください。
リベルサスでの治療をお考えの方は、渋谷駅前おおしま皮膚科へご相談ください

リベルサスは食欲や満腹感、血糖コントロールに作用し、無理なダイエットに頼らず体重管理をめざす治療です。効果の現れ方には個人差があるため、体質や生活習慣を踏まえた医師の判断が重要となります。
リベルサスによる医療ダイエットを検討されている方は、渋谷駅前おおしま皮膚科へお気軽にご相談ください。
副作用・注意点
副作用
リベルサスにはよくみられる副作用と、頻度はまれですが特に注意したい副作用があります。以下の症状は、比較的よくみられる副作用です。
・胃腸障害:吐き気、便秘、下痢、胃のムカつきなど
・低血糖症状:空腹感、冷や汗、ふるえ、動悸、だるさなど
吐き気や胃のムカつき等は一時的なもので、使い続けるうちに治まることがほとんどであると言われています。また低血糖が疑われるときはラムネや飴、ジュースなどで速やかに糖分を補ってください。過度な食事制限や激しい運動も低血糖を引き起こしやすくなるため注意が必要です。
また下記の症状は、めったにみられませんが特に注意したい副作用症状の可能性があります。
・急性膵炎(おう吐を伴う激しい腹痛、激しい背中の痛み)
・胆嚢炎、胆管炎、胆汁うっ滞性黄疸などの胆のう疾患
強い腹痛や異常を感じたら、我慢せずすぐに医療機関を受診してください。
注意事項
・副作用のリスクが高まるため、他のGLP-1製剤との併用は避ける
・錠剤は噛まず・割らずにそのまま飲み込む
・服用を忘れた日はスキップして翌朝に1錠服用
・14mgを服用する場合は、7mgを2錠飲まず14mg錠1錠を使用
・湿気や光に弱いため、飲む直前までPTPシートから取り出さない
リベルサスの効果をしっかり得るためには、正しい服用方法と注意点を守ることが重要です。不安なことがあれば、必ず医師に相談しましょう。
処方できない方
以下の条件にあてはまる方は、原則としてリベルサスの処方をしておりません。
・甲状腺の薬を飲んでいる方(レボチロキシン)
・膵炎の既往歴のある方
・重度の胃腸障害のある方、胃摘出術を受けた方
・脳下垂体機能不全又は副腎機能不全 の方
・不規則な食事摂取、食事摂取量の不足又は衰弱状態な方
・激しい運動を行う方
・アルコールをたくさん摂取する方
・2カ月以内に妊娠希望の方
・妊娠している方
・授乳中の方
リベルサスについて
| 未承認医薬品等(異なる目的での使用) | リベルサスは医薬品医療機器等法において、2型糖尿病の効能・効果で承認されています。しかし当院で行っている肥満治療目的の使用については国内で承認されていません。 |
| 入手経路等 | 国内の医薬品卸業者より仕入れています。 |
| 国内の承認医薬品の有無 | リベルサスは国内で肥満症に承認されている「ウゴービ皮下注」と同成分です。セマグルチドを一般名とする医薬品は国内では2型糖尿病の効能・効果で承認されておりますが、承認されている効能・効果及び用法・用量と当院での使用目的・方法は異なります。 |
| 諸外国における安全性などに係る情報 | GLP-1受容体作動薬の注射製剤が米国FDAで肥満治療薬として承認されています。 |
【参考文献】
[1] Camilleri, M., & Acosta, A. (2023).Newer pharmacological interventions directed at gut hormones for obesity.British Journal of Pharmacology, 181(5), 1153–1164.
https://bpspubs.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/bph.16278
[2] Rudofsky, G., Amadid, H., Braae, U., et al. (2024). Oral Semaglutide Use in Type 2 Diabetes: A Pooled Analysis of Clinical and Patient-Reported Outcomes from Seven PIONEER REAL Prospective Real-World Studies. Diabetes Therapy, 16(1), 73–87.
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC11760389
[3] リベルサス錠.添付文書.

