リベルサスで痩せすぎることはある?安全な減量ペースと注意点を医師が解説
リベルサスによるダイエットを考えているけれど「痩せすぎが心配…」「体への負担はないの?」と不安を感じていませんか。体重減少の程度や使い方は、人によって異なります。
本記事では、痩せすぎるケースや原因、安全な減量ペース、痩せすぎかもと思った場合の対処法をわかりやすく解説します。
リベルサスで痩せすぎるケースとは

リベルサスは経口GLP-1受容体作動薬で、食欲を抑えて体重減少をサポートします。日本では2型糖尿病の治療薬であり、肥満治療薬としては未承認です。
リベルサスで急激に痩せすぎるケース
GLP-1製剤の特徴として「食欲低下+体重減少」が起こり得ます。とくに、自己判断での増量や過度な食事制限に加え、体質や持病などが重なると、減量ペースが速くなりがちです。
大切なのは「減量ペース」と「医師のフォロー」
必要以上に不安を感じる必要はありませんが、使い方と医師によるモニタリングが重要です。安全な減量ペースを意識し、問診などで体調を確認しながら進める必要があります。
痩せすぎを防ぐためにも、自己判断での増量や個人輸入は避け、必ず医師の管理のもとで使用してください。
リベルサスでどれくらい体重が減る?

2型糖尿病患者を対象とした海外の研究では、リベルサスを投与後、26週時点で平均約4kgの体重減少が報告されています。[1]
また、多くの肥満治療のガイドラインでは、一般的な肥満・過体重の治療として、半年から1年で体重の5〜10%程度の減量を目指すことが推奨されています。急激な減量は副作用やリバウンドのリスクを高めるため、医師の指導のもとで段階的に行うことが大切です。
リベルサスの効果について詳しく知りたい方は「リベルサス(GLP-1の経口薬)|ダイエット効果はいつから?効果的な飲み方などを解説」をご覧ください。
リベルサスによる「痩せすぎ」のサインとは?チェックポイント

日本肥満学会によれば、BMI18.5未満が低体重(痩せすぎ)の目安です。[2]
体脂肪率は男性10%未満、女性は20%未満が痩せとされています。急な体重減少によって顔がげっそり見える、皮膚がたるむといった見た目の変化も、痩せすぎのサインとなることがあります。
また、倦怠感や冷え、めまい、月経の乱れなどの体調不良がみられる場合は、早めに医師へ相談しましょう。
リベルサスで痩せすぎてしまう主な原因
自己判断でリベルサスの用量を増やしたり、飲み方を誤ったりした場合、体重が想定以上に減少することがあります。
また、過度な食事制限や過剰な運動を併用すると、減量ペースが速くなりがちです。もともと痩せ型〜標準体重の方の場合、影響が出やすいこともあります。
さらに、吐き気や下痢・腹痛などの消化器症状による食欲不振や栄養摂取不足、他の薬・持病との組み合わせによって体調に変化が生じることがあるため、注意が必要です。[3]
痩せすぎが引き起こす健康リスク
痩せすぎの状態が続くと、以下のような健康リスクが生じる可能性があります。
- 筋肉量や基礎代謝低下により疲れやすくなる
- 貧血・低血糖・脱水を起こしやすくなる
- 月経不順などホルモンバランスの乱れ
- 気分の落ち込みや不安感などのメンタル不調
これらの症状がみられる場合は、早めに医師へ相談しましょう。
リベルサスで「痩せすぎかも?」と思ったときの対処法

リベルサスで「痩せすぎかも」と感じた場合、自己判断で服用を続けず、必ず処方医に相談してください。体調や体重の変化に応じて、用量調整や一時的な休薬、他の治療への切り替えを検討することがあります。
また、過度な食事制限が体重減少を加速させている場合もあるため、栄養バランスを意識した食事内容の見直しも大切です。主食や主菜(肉・魚・卵・大豆製品)、副菜(野菜・きのこ・海藻)を基本に、果物などを取り入れ、医師のフォローのもと治療を進めましょう。
逆にリベルサスで「全然痩せない…」場合の対処法

リベルサスの効果が現れるまでには個人差があり、服用開始から一定期間は体重変化が緩やかなこともあります。自己判断で用量を増やすことは避け、必ず医師と相談してください。
また、食事内容や間食の習慣、睡眠不足などの生活習慣も体重変化に影響します。日本の研究では、睡眠時間や睡眠の質が改善した人ほど、体重減少効果が向上する可能性があると報告されました。[4]薬だけに頼らず、生活習慣を見直すことがポイントです。
リベルサスで痩せるための対処法は「リベルサスで痩せない4つの理由|ダイエット効果を発揮する重要ポイントも解説」でも詳しく解説しています。こちらも参考にご覧ください。
リベルサスの個人輸入が危険な理由

医師の診察を受けずにリベルサスを服用した場合、副作用が起きても適切な対応ができず、持病や併用薬との相互作用にも気づけないおそれがあります。
また、海外から流通する医薬品には、偽造薬や品質不良品が含まれる可能性も指摘されています。厚生労働省からも、個人輸入は健康被害などの危険性があると注意喚起されています。[5]
リベルサスのダイエット効果

リベルサスは、主に次のような働きによってダイエットをサポートする飲み薬です。
- 食欲を抑える
- 満腹感をキープする
- 基礎代謝をアップさせる
食欲を抑える
食事をすると、血糖値が上がって脳の「満腹中枢」が働き、自然とお腹がいっぱいと感じます。
リベルサスはこの満腹中枢に直接アプローチすることで、余計な食欲を抑えて食べすぎを防いでくれます。
満腹感が長続きする
食べたものは胃で消化されたあと、小腸へと少しずつ送られます。リベルサスはこの動きをゆっくりにする働きがあり、胃の中に食べ物がとどまる時間が長くなるのが特徴です。
その結果、いつもと同じ量を食べても満腹感が長持ちし、自然と食べる量が減っていきます。
基礎代謝を上げて脂肪を分解しやすく
脂肪細胞には、エネルギーを貯めるだけでなく、熱を作り出す働きもあります。
リベルサスはこの脂肪細胞に働きかけて、熱を生み出しやすい状態にしてくれます。これによって基礎代謝が上がり、脂肪が分解されやすい体に近づくことができます。
副作用・リスク

- GLP-1受容体作動薬の適用は、あらかじめ肥満治療の基本である食事療法、運動療法を十分に行ったうえで効果が不十分な場合に限り考慮すること。
- 急性膵炎、下痢、悪心・嘔吐、嘔吐を伴う激しい腹痛、腹痛、食欲減退、浮動性めまい、糖尿病網膜症、味覚異常などの副作用が起こる可能性があります。
- 重度の胃腸障害 (胃潰瘍、炎症性腸疾患など)、膵炎や甲状腺疾患の既往、低血糖を起こす可能性が高い方(糖尿病、妊娠中または 2か月以内に妊娠を予定している、授乳中)は服用できません。
渋谷駅前おおしま皮膚科のダイエット治療の特徴

渋谷駅前おおしま皮膚科のダイエット治療は、医師の診察による計画的な処方とフォローが特徴です。内服薬のリベルサスから注射薬まで幅広く対応し、一人ひとりの体調や目的に合わせたプランを提案しています。
また、明瞭な料金体系で継続しやすく、オンライン診療もなっているため、無理のない健康的な体重管理をサポートしています。
リベルサスに関するよくある質問

Q:リベルサスで体重が減らなくなってきたのですが、どうしたらよいですか?
体重減少には個人差があり、一定期間で変化が緩やかになることもあります。自己判断で用量を変えず、食事や生活習慣も含めて、医師に相談しながら調整していくことが大切です。
Q.服用をやめたらどうなりますか?
リベルサスの服用をやめてしまうと、服用中よりも食欲がわいて食べ過ぎてしまうかもしれません。リバウンドしやすくなるため、服用を終了するタイミングについては医師までご相談ください。
リベルサスでのダイエット治療を考えている方は、渋谷駅前おおしま皮膚科へ

リベルサスは、正しく使用すれば体重管理をサポートできますが、使い方や体質によっては痩せすぎにつながることがあります。減量ペースや体調の変化に注意し、必ず医師の管理下で治療を進めることが大切です。
リベルサスでのダイエット治療を考えている方は、渋谷駅前おおしま皮膚科へお気軽にご相談ください。
「リベルサスについて」
・未承認医薬品等(異なる目的での使用)
リベルサスは医薬品医療機器等法において、2型糖尿病の効能・効果で承認されています。しかし当院で行っている肥満治療目的の使用については国内で承認されていません。
・入手経路等
国内の医薬品卸業者より国内の承認薬を仕入れています。
・国内の承認医薬品の有無
国内で肥満治療の効能・効果で承認されているGLP-1製剤はありません。
・諸外国における安全性などに係る情報
GLP-1受容体作動薬の注射製剤が米国FDAで肥満治療薬として承認されています。
【参考文献】
[1] Pratley, R., Amod, A., Hoff, S. T., et al. (2019).Oral semaglutide versus subcutaneous liraglutide and placebo in type 2 diabetes (PIONEER 4): a randomised, double-blind, phase 3a trial.The Lancet, 394(10192), 39–50.
https://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(19)31271-1/abstract
[2] 一般社団法人日本肥満学会:あなたの肥満、治療が必要な「肥満症」かも⁉.
[3] ノボノルディスクファーマ株式会社:リベルサス錠添付文書.
https://pins.japic.or.jp/pdf/newPINS/00068883.pdf
[4] Takakura, K., et al. (2025). Impact of Sleeping Habits on the Weight Loss Effect of Oral GLP-1 Receptor Agonists Among Obese Patients: An Observational Study in Japan. Cureus.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/40655063
[5] 厚生労働省:医薬品等を海外から購入しようとされる方へ.
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/kojinyunyu/index.html

