医療法人社団 健昇会

皮膚科 小児皮膚科 アレルギー科

 Xeomin(ゼオミン)

当クリニックでは、患者様の健全な生活と健康のためXeominを使用しています。

Xeomin(ゼオミン)は、A型ボツリヌス菌毒素製剤です。
ボツリヌス毒素は、ボツリヌス菌の産生する毒素蛋白であり食中毒の原因物質として良く知られています。その筋弛緩作用を利用してシワ改善などの美容治療を行っています。




ボツリヌス菌毒素製剤には複数の製剤があり、大きくはA型とB型に分類されます。
A型ボツリヌス菌毒素製剤
B型ボツリヌス菌毒素製剤
XEOMIN(ゼオミン) ドイツ製 ナーブロック 日本製
BOTOX(ボトックス) アメリカ製
Dysport(ディスポート) イギリス製
Neuronox(ニューロノックス) 韓国製
Regenox(リジェノックス) 韓国製


A型の効果期限がおおよそ4ヶ月であるのに対し、B型は1ヶ月とかなり短く、また効き始めまでの時間が掛ることも短所であることから、シワ消しなどの美容ではA型製剤が使われています。

 シワ治療などで使われるボツリヌス菌毒の投与量

眉間:4~6単位
目じり:片側6~9単位
額:4~9単位
小顔(エラ):片側10~30単位
バニーライン:4~6単位
多汗症:片側100単位
ふくらはぎ:片足100~200単位






A型ボツリヌス菌毒素製剤の中でもあえてXeominを選んで使っている理由は、「複合タンパクの少なさ」にあります。
それぞれの製剤に含まれています複合タンパクは、繰り返し使用することで「中和抗体」を産生するという問題があります。
中和抗体は、ボツリヌス毒素でのシワ治療を30歳から始め年3回10~20単位の治療を65歳まで続けると抗体ができるとされています。抗体のできる投与量は個人差もありますが、累積投与量で2,000~4,000単位とされています。若年層からボツリヌス菌毒素製剤での治療を続けている方は、年齢とともに抗体リスクが高まるということです。


■中和抗体について
 抗体は、体外から細菌や有害物質、毒物などが体に侵入したとき、それが働かなくする私たちのカラダに備わった自己防御機構です。
 そのために、カラダには自己と他己(非自己)を識別する機構があります。
 これを免疫といいます。
 自己を識別するために細胞のそれぞれには自己を示す標識がついているのです。
 その標識があるために、自己と他己(非自己)を識別して、他己つまり自分でないものを異物として認知して攻撃、無毒化することができます。
 その標識が抗原と言われているものです。
 自分でない、つまり細菌やウイルスなどの抗原を認知すると、その抗原に対して抗体が働き細菌が働かないようにしたり、消化したりする仕組みです。
 たとえば、この抗体が破傷風のような菌が作った毒素を無毒化するという意味で、中和抗体と言っています。

■患者様の未来を考えて
 ボツリヌス毒素はボツリヌス菌の産生する毒素蛋白であり食中毒の原因物質として良く知られています。その筋弛緩作用を利用して顔面、頚部などの不随意運動や筋緊張を緩和する治療法がボツリヌス毒素治療で、片側顔面けいれん、眼瞼けいれん、痙性斜頚、心筋梗塞、脳梗塞後遺症、上肢痙縮、下肢痙縮、脳性小児麻痺患者の下肢痙縮に伴う下肢尖足など危篤な疾患を緩和させることが主な使用目的です。
 抗体は、一度作られてしまうと同じ毒素では効かなくなってしまうため、自分が生きていくために本当に必要になったときに「A型ボツリヌス菌毒素製剤」が使えないという事態に陥ってしまいます。

 当クリニックでは、患者様の万が一を考えてXomin(ゼオミン)を使用しています。

 Xeomin(ゼオミン)の抗体産生リスクが低くいのは、他社製品よりも不要なタンパク質(複合タンパク)を排除したピュアトキシンであるからです。これは、ドイツのMerz社(メルツ)が可能にした特許技術です。


ボツリヌス菌毒素製剤による治療を継続的に受けたい人は、Xeomin(ゼオミン)がお勧めです。

 Q&A

Q ボツリヌストキシン注射(ボトックス注射)とは何ですか?
A 型ボツリヌス毒素から抽出した成分を精製し作られているものです。治療方法としては、このボツリヌス菌毒素製剤を生理食塩水で溶解し、治療部位に注射で注入します。筋肉を弛緩させる作用があり、しわ治療などに有効です。

Q ボツリヌストキシン注射の効果はいつごろから出てきますか?またどの位の期間持続しますか?
A 個人差はありますが、効果は3~4日で徐々に現れます。 通常は3~4ヶ月くらいの持続効果となりますが、繰り返し注射を行うことで、持続期間が長くなることもあります。

治療時間はどれくらいですか?
注射自体は10分程度です。麻酔に別途30分ほどお時間をいただきます。

Q ボツリヌストキシン注射は痛いですか?
A 痛みはチクチクとする程度で、短時間でなくなります。なるべく痛みを抑えるために表面麻酔を塗って、極細の針で注射します。痛みに弱い方にも安心して治療をお受け頂けます。

Q どんな副作用がありますか?
A ・口の渇き
  ・注射部位の不快感や痛み
  ・疲労感
  ・頭痛
  ・首の痛み
  ・筋力低下
  ・眼疾患:複視、かすみ目、瞼の垂れ、瞼の腫れ、ドライアイ

Q ボツリヌストキシン注射で変な顔になることがありますか?
A 顔にボツリヌストキシン注射をすると多少眉が上がる、目が大きくなるなど、表情に変化が現れることがあります。わざと眉を上げ若返った印象をつくるデザインでボツリヌストキシン注射をすることもあります。眉が上がりすぎた場合は、補正することができます。

Q なぜゼオミンがお勧めなのですか?
A ゼオミン以外のA型ボツリヌス菌毒素製剤には複合タンパクが含まれており、繰り返し使用することで「中和抗体」ができてしまうという問題があります。
  抗体は、体外から細菌や有害物質、毒物などが体に侵入したとき、それが働かなくする私たちのカラダに備わった自己防御機構で、一度作られた抗体によって生涯A型ボツリヌス菌毒素製剤が効かない体になってしまいます。
  ボツリヌス毒素治療は、片側顔面けいれん、眼瞼けいれん、痙性斜頚、心筋梗塞、脳梗塞後遺症、上肢痙縮、下肢痙縮、脳性小児麻痺患者の下肢痙縮に伴う下肢尖足など危篤な疾患を緩和させることが第一義と考えています。
  患者様の健全な生活のためにもゼオミンをお勧めしています。

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