異物の皮膚埋入とは、外部から侵入した異物が皮膚内部にとどまり、自然に排出されずに留まっている状態を指します。
異物の種類としては、金属片、木片、ガラス片、プラスチック、針、トゲ、鉛筆などがあります。
異物が皮膚内に埋入されると、以下のような症状が現れることがあります。
異物に対する体の防御反応として、赤みや腫れが生じることがあります。
異物の大きさや場所によっては、圧痛や持続的な不快感をともなうことがあります。
異物埋入時、一緒に細菌が侵入した場合、炎症を引き起こす可能性があります。
長期間異物が埋入されたまま放置すると、肉芽組織が形成され、瘢痕化することがあります。
異物の種類や状態にもよりますが、基本的に放置することは推奨されません。異物が体内にとどまることで炎症反応が続き、慢性的な痛みや感染のリスクが高まります。
また、異物が周囲組織を刺激することで損傷が進行する可能性があり、場合によっては組織の壊死や瘢痕化を引き起こすこともあります。
さらに、異物が時間とともに移動することで、ごく稀ではありますが、神経や血管を圧迫しより深刻な合併症を引き起こす恐れもあります。
そのため、異物が埋入された場合は早期に適切な処置を受けることが重要です。
異物の皮膚埋入の治療方法は、異物の種類、大きさ、埋入の深さなどによって異なります。
当院で行っている治療は以下の通りです。
ダーモスコピーで異物を確認し、表面に近いところにあれば、消毒後に異物セッシやマイクロセッシで慎重に除去します。
異物が深部に埋入されている場合、局所麻酔を使用し、切開を行ったり、針を使用して異物を摘出します。
必要に応じて縫合する場合もあります。
また、感染予防のために抗生剤を処方することもあります。
<<< | 2025年04月 | >>> | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 | |||
営業日 | 休診日 |
〒150-0031
東京都渋谷区桜丘町25-18
NT渋谷ビル3F
TEL 03-3770-3388
FAX 03-3770-3385
![]() |
|
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |