医療法人社団 健昇会

皮膚科 小児皮膚科 アレルギー科 形成外科

痒疹、ストロフルス












Q どんな病気?
A 強いかゆみを伴い、皮膚にぽこぽことした小豆程度の大きさの結節・丘疹がみられます。
  1カ月以内に治るものを急性痒疹、数カ月以上にわたって続く場合を慢性痒疹と分類します。
  急性痒疹は、主として5歳以下の幼少児に起こり、ストロフルスとも呼ばれます。
  慢性痒疹には、結節性痒疹や多形慢性痒疹が含まれます。
  その他妊娠性痒疹、色素性痒疹、尿毒症性痒疹等があります。

Q 原因は何?
A 皮膚のアレルギー反応で、様々な原因が考えられています。
  子どもに多いストロフルスは虫刺されのあとに起こることが多く、虫に対する過敏反応とされています。
  慢性痒疹の場合も、虫刺されのあとに出てくる場合がありますが、糖尿病や胃腸障害、肝臓病、
  血液疾患に伴って現れることもあり、難治の場合は採血で内臓疾患も調べます。
  日本赤十字社医療センターにいたときに私はに2例の多形慢性痒疹に伴う内臓悪性腫瘍をみつけています。
  いずれも初期にみつけることができ、悪性腫瘍摘出後は皮膚症状は速やかに改善しました。

Q 症状の現れ方
A 赤いぽつぽいつとした発疹ができ、繰り返し引っかいていると、だんだん盛り上がって硬くなります。
  通常は、一つ一つの発疹は離れて存在しますが、多形慢性痒疹では発疹が集まって現れます。

Q 治療の方法は?
A 発疹には強めのステロイド外用薬を使用し、かゆみは抗ヒスタミン薬で対処します。
  漢方薬を併用することもあります。
  治りにくい場合は、発疹部にステロイド含有テープを貼ったり、
  ステロイド注射液を直接注射することもあります。
  おすすめは紫外線療法、もしくはエキシマライトによる治療です。
  当院では広い範囲に照射をできる全身型ナローバンドUVB、局所に照射できるエキシマライトがあるため
  (2つおいてある病院は総合病院、大学病院でも数少ないです。)保険診療で効率よく照射ができます。
  痒疹に対して患者様にあった治療をエビデンスに基づいて提供させていただきたく思います。
  その他、液体窒素(ちっそ)を使った冷凍療法がありますが、炎症後色素沈着の観点から
  あまりおすすめはできません。
  治療が難渋するかたで、腎機能、高血圧等がみられないかたは免疫抑制剤(シクロスポリン)の内服も
  効果的です。
  また一般的な治療でコントロール不十分、他病院で改善しない難治性の痒疹に対して
  レセルピン療法を行うのが私の治療の特徴です。
  この治療は副作用が非常に少ないわりに患者様によっては完治することが多く、多くの皮膚科で
  今後難治性の痒疹に対して試す価値ある治療と思われます。
  他病院でステロイドや免疫抑制剤を使用し改善しなかった長期続く多形慢性痒疹の患者様に対して、
  著効例を数多く経験しております。これは蕁麻疹にも同様効果があります
  (国立病院機構相模原病院時代の私の上司が論文で発表しております)。



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