接触皮膚炎の定義は外からの刺激物質や抗原(アレルギーの原因)が皮膚に触れることによって発症する湿疹性の炎症反応で、日常語でいう『かぶれ』です。
刺激に伴う一次刺激性接触皮膚炎と、アレルギーの機序に伴うアレルギー性接触皮膚炎の2種類に分類されます。
かゆみを伴う発疹が、触れた部分に出現します。
接触皮膚炎症候群、自家感作性皮膚炎も伴うと皮膚症状が全身に広がることもあります。
接触皮膚炎の症状例
臨床だけでわかる典型例もありますが、疑わしい場合はパッチテストを推奨しております。
当院では通常のパッチテスト、金属パッチテストも施行できます。
疑わしい物質を皮膚に貼付し、48時間後、72時間後、場合によっては1週間後に皮膚の反応を見るシンプルな検査です。
72時間判定(3日後)まではシャワーはあびれません。
また汗をかく季節はパッチテストで正しい判定ができないため、夏は避けて検査を行います。
かぶれの原因となるものがわかれば、それだけで改善することもあります。
早めに炎症を引かせたい場合はステロイド外用剤を湿疹の部分に塗布します。
痒みに対しては、抗アレルギー薬・抗ヒスタミン薬を使用する。
症状が強い場合、自家感作皮膚炎の場合は、ステロイド内服が必要になることもあります。
<<< | 2024年12月 | >>> | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 |
15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 |
22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |
29 | 30 | 31 | ||||
営業日 | 休診日 |
〒150-0031
東京都渋谷区桜丘町25-18
NT渋谷ビル3F
TEL 03-3770-3388
FAX 03-3770-3385