サクセンダの痩せる効果と注意点について
「食事を制限しているのに痩せない」「すぐにリバウンドしてしまう」と悩んでいませんか？サクセンダは、肥満に悩む方にとって体重減少効果が期待できる治療薬として注目されています。
本記事では、サクセンダの痩せる効果、治療にかかる期間、おすすめな方、副作用、他の治療薬との違いについて詳しく解説します。ぜひ最後までお読みください。
サクセンダの痩せる効果
サクセンダは、肥満治療において注目されているGLP-1受容体作動薬です。脳内の満腹中枢を刺激して、自然に食欲を抑える効果があります。
また、胃や腸の動きをゆっくりにすることで食後の満腹感を持続させ、間食や食べ過ぎを防ぎます。さらに、サクセンダはGLP-1受容体を介して脂肪組織に作用し、脂肪をエネルギーとして燃焼しやすくする作用もあることが特徴です。
これらの効果が相乗的に働くことで、効率的に体重を減らすことが可能です。[1] GLP‐1については「GLP‐1ダイエット」でも詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
どれくらい痩せられる？
サクセンダを使用した治療では、多くの方に体重減少が見られたことが確認されてます。
臨床試験では、BMIが27以上の患者に1日3.0mgのサクセンダを投与した結果、56週で63%の患者が5%以上の体重減少を達成しました。そのうち約33%が10%以上体重が減少し、平均では約8.4kgの減少が報告されています。[2]
サクセンダは、肥満治療において有効な選択肢といえるでしょう。
サクセンダで痩せるまでにかかる期間
サクセンダの効果は、治療開始から数週間で現れ始めます。
臨床試験によると、治療開始後12週間で患者の多くが体重減少を達成したことが報告されています。また、4ヶ月間で平均9.2%の体重減少が確認されており、継続的な治療が重要であることが示されました。[3]
個人差はありますが、治療初期の結果が長期的なダイエット成功の指標となることも報告されています。
サクセンダの治療がおすすめな方
サクセンダは、以下のような方におすすめです。
- BMIが30以上の肥満の方
- 食事療法や運動療法では十分な効果が得られなかった方
- 肥満による健康リスクが高い方
- 他の治療法で反応が乏しかった方
ただし、糖尿病などの慢性疾患をお持ちの方は、主治医に相談してください。医師の指導のもと、個々の健康状態に合わせた治療プランを立てることが重要です。[4]
サクセンダの副作用とは？
サクセンダの主な副作用は、以下のような消化器症状です。
- 吐き気、嘔吐
- 下痢、便秘
- 食欲不振
- 腹痛
治療初期に現れやすいですが、数日から数週間で軽減する傾向があります。まれな副作用としては、膵炎、低血糖、甲状腺がん、薬剤性肝障害が報告されています。[5] 万一治療中に異常が見られた場合は、速やかに医師に相談してください。
GLP‐1ダイエットの副作用については「GLP-1ダイエットの危険性は？副作用・注意点などを紹介」でも詳しく解説しています。こちらも参考にしてみてください。
サクセンダと他の痩せる薬との違い
サクセンダは、他の体重減少薬と比べて肥満治療に特化している点が大きな特徴です。
たとえば、リベルサスは経口薬のため利便性が高いですが、吸収効率に個人差があり主に糖尿病治療が目的です。
オゼンピックは週1回の投与で体重減少効果が期待できますが、適応は糖尿病患者が中心です。また、サクセンダは同じリラグルチドを成分とするビクトーザよりも高用量で、体重減少効果が高い傾向があります。[6]
サクセンダは副作用が軽度であることが多く、長期的な使用にも適しているといえるでしょう。
渋谷駅前おおしま皮膚科における治療の特徴
渋谷駅前おおしま皮膚科では、患者さまのニーズに合わせ「終わりのあるダイエット」を目指しています。料金体系はシンプルで、薬の単位やメーカーを明確に記載しており、不透明な契約や強制的なローンは一切ありません。
診察時に治療計画を立て、ご希望の治療期間を柔軟に選べるため、途中解約や複雑な手続きの心配も不要です。
また、品質保持を徹底したクール配送で安全にお届けしています。コストを抑えながら、継続的に専門医による治療を受けられることが当院の特徴です。
サクセンダの費用
サクセンダは、公的保険が適用されない自由診療です。
お薬代
| サクセンダ 18mg 1本（針・消毒綿1か月分付き） | ￥13,800(税込￥15,180) |
オンライン診療でご購入の場合
| 郵送料クール宅配便（品質保持のため） | ￥2,000(税込￥2,200) |
| 診察料 | ￥1,000(税込￥1,100) |
直接ご来院の場合
| 診察料 | ￥1,000(税込￥1,100) |
サクセンダに関するよくある質問
Q:サクセンダは1本で何日分ですか？
サクセンダ1本を1日0.6mg使用した場合は、1ヶ月間使用できます。1本の容量は18 mg、0.6mgきざみで調節し、最大3.0mgまで投与可能です。治療の進行に応じて投与量が変わるため、医師に相談しましょう。
Q:サクセンダが効かない人の特徴を教えてください
サクセンダの効果が得られにくい場合、治療初期に食事療法や運動療法を適切に併用していなかったり、満腹中枢やGLP-1受容体への感受性が低い体質だったりすることが挙げられます。[7]
また、医師の指示に従わず、不適切に使用している場合も効果が得られない要因です。
サクセンダで健康的に痩せたい方は渋谷駅前おおしま皮膚科へ
サクセンダは肥満治療に特化し、体重減少に効果が期待できる薬です。当院では専門医が患者さま一人ひとりの健康状態や生活スタイルを考慮し治療計画を提案しているため、持続的なダイエットを目指せます。
専門的なアドバイスを受けながら健康的に痩せたいとお考えの方は、渋谷駅前おおしま皮膚科へお気軽にご相談ください。
副作用・注意点
副作用・リスク
胃腸障害（便秘、下痢、お腹のハリ、胃のムカつきなど）
膵炎（激しい腹痛、激しい背中の痛み、吐き気、嘔吐など）
低血糖症状（空腹感、冷や汗、ふるえ、動悸、だるさなど）
注意点
以下の方はGLP-1注射・内服が受けられませんので、ご注意ください。
I型糖尿病の方
がんの既往歴がある方、あるいは治療中の方
甲状腺疾患がある方
心機能・腎機能が低下している方
未成年の方
妊娠中・授乳中の方
膵臓に異常のある方
重度の胃腸障害のある方
本剤に対し過敏症やアレルギーのある方
【参考文献】
[1]Sienicka, A., Kubasik, K., & Pisula, A. (2023). The Glucagon-Like Peptide-1 Analogues therapy in the non-diabetic patients. Prospects in Pharmaceutical Sciences.
https://prospects.wum.edu.pl/index.php/pps/article/view/127
[2]Pi-Sunyer, X., et al. (2015). A Randomized, Controlled Trial of 3.0 mg of Liraglutide in Weight Management. The New England Journal of Medicine.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/26132939/
[3]Trenson, L., et al. (2021). Liraglutide for Weight Management in the Real World: Significant Weight Loss Even if the Maximal Daily Dose Is Not Achieved. Obesity Facts.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33986455/
[4]Nest, G., et al. (2022). Liraglutide in the Treatment of Obesity: A Multidisciplinary Approach. Journal of Obesity Research.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35343119/
[5]Salehi, A., Hasanzarrini, M., & Salehi, H. (2023). Liraglutide and Liver Injury: Rare Case Report with Literature Review. Endocrine, Metabolic & Immune Disorders Drug Targets.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/37885115/
[6]Rajar, U. D. M., Ashraf, N., & Fahim, A. (2024). Dose Response Effects of Liraglutide (Saxenda) on Weight Loss among Overweight and Obese Individuals: A Three Arm Randomized Controlled Trial. Athens Journal of Health and Medical Sciences.
https://www.athensjournals.gr/health/2024-11-1-4-Rajar.pdf
[7]Webster, R., Mittal, A., & Wilson, R. (2023). Potential contributors to variation in weight‐loss response to liraglutide. Journal of Obesity Research.
