尋常性白斑は、色素脱出をきたす(皮膚の色が白く抜ける)皮膚疾患のうち、日常診療で最も高頻度にみられるものです。
人口の1%近くみられるといわれ、症状はさまざまな年齢にさまざまな大きさで後天的に発症し、大部分は自覚症状のない境界明瞭な完全脱色斑です。
予後良好な疾患ですが、皮膚の色が白くまだらに抜けるのは患者様にとって精神的に非常に辛いことと思われます。
当院では広い範囲に照射をできる全身型ナローバンドUVB、局所に照射できるエキシマライトがあるため(2つおいてある病院は総合病院、大学病院でも数少ないです。)保険診療で効率よく照射ができます。白斑に対して患者様にあった治療をエビデンスに基づいて提供させていただきたく思います。
臨床型は限局型、神経分節型、汎発型の3型に分類されています。
白斑の症状例
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